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2011/07/15

ホワイティング、ではないんですね



NHKのスポーツ番組でキャスターを務めている、山岸舞彩という人(どうやらセントフォースの人らしい)がとてつもなく美人!

なんですが、番組を見ているうちに、一緒に出ている松尾剛という局アナがそうとうカッコイイことに気づきました。年をとったらああいうオジサンになりたい。





虫歯になる人は年中なっているが、虫歯にならない人はちっともならない。

これは虫歯の原因となるストレプトコッカス・ミュータンス菌という菌が、そもそも小児期限定・口腔感染限定で感染するという性質を持っているからであり、つまり虫歯というのは幼少時にパパのチューやママのチューでのみ伝染されるという特性をもっているためである。

小さなころに親に愛された子は口の中に虫歯菌を持ち、愛されなかった子は虫歯とは無縁の生活を送るわけです。


そして、歯科医院が苦手になるのは往々にして虫歯になる人ばかりである。


そして、私は虫歯派である。

虫歯派の常として、歯科医院は苦手である。


何が苦手って、痛くて痛くて痛いのが大変苦手なのだ。歯が痛いのよりも、歯を治療するときの痛みが、大変苦手なのだ。

苦手なのだが、二年ほど前、私はそれまで放置していた歯の痛みがたまらんことになってしまい、食事もままならなくなってしまったので泣く泣く歯科医院に行った。

するとなんということだろう。上の親知らずが二本ともその形を失っていた。そして診断されるやすわ!いざ!と、そのうち一本を抜かれた。あげく、虫歯が7本見つかった。

歯が痛いので見てもらおうというつもりで行ったのに(ほんとに見てもらうだけ)、その場でいきなり3時間かけて歯を抜かれた。

抜かれた瞬間、「もう二度と行かない」と心に固く誓った。


先日、ひょんなことから歯科医の方に会い、あんまり素敵な先生だったのでいつぞやの決意を翻し彼女の医院にお邪魔した。果たして虫歯は五本あった。


この先生の治療は驚くほどやさしく、常に素敵な笑顔を向けたまま抜歯を行い、一時間もかからずに虫歯を治療した。何が違うのかまったくわからないが、二年前のあの治療はなんだったのかと不思議な思いである。


さて、この素敵な先生のいる医院は、虫歯治療のみでなく審美治療やホワイトニングでもちょっと有名らしい。

私は元来、歯を美しく保つことに興味がないのだが、最近は女性誌の特集でも好みの男子は歯がきれいな人!などと言われているようだし、とパンフレットを見ているうちに、一回くらいならやってみようかなー、という気になった。

先生もお試しでやってくれるというので。


ホワイトニングをするにあたって、どのくらい白くしたいかといった希望を伝えるアンケートに答えるのだが、その質問に『たとえば、新庄選手のような白さ、など』と、いちいち例がつけ加えてあるのがちょっと面白かった。あの人の歯の白さは、なんというか、万人の物差足りうるのである。

新庄選手ほどは白くならなくてもよかったので、アンケートには「そこまでは……」と書いた。


何しろ初体験なので、薬品が歯にしみるのではないかとか、なぜかとてつもなく痛いのではないかとか色々心配だったが実際はまったくそんなことはなかった。

時折、歯を木槌でごく軽くかちーんとたたかれたような痛みはあったが、そのくらいの痛みは充分耐えられる。


施術は一時間ほどで終了。さっきの「木槌でかちーん」が施術後二十四時間、たまにおきるかもしれないとの説明を聞く。料金は本来なら三万円ほどだそう。


若干違和感を覚えるものの、やはり白い歯は気分がよく、私は歯科医院の待合室の鏡でも、駅にある鏡でも、うにーっとやって具合を確認した。


なにせ、歯が白い。

ホワイトニングをしたのだから当たり前なのだが、しかし自分の歯が白いのを見たことは未だかつてなかったわけで、ついつい鏡の前でうにーっとせずににはいられないのである。結局その日は人に会う度に「うにーっ」をやってみせた。

歯って、普段は隠れているものだからあまり意識したことはなく、まして歯の色が見かけに影響を与えることなんてなかろう、と私は思っていたのだが、しかし実際白くなって見ると笑ったときの表情が格段に明るくなる。


問題が一つあった。


ホワイトニング後は、二十四時間禁煙なのである。

そりゃあそうだ。せっかく掃除をしたばかりの部屋でパイ投げをするようなものだからなっ。

このホワイトニング、期間をおいて数回行うとますます歯は綺麗になって白さも継続するという。

そうは言ってもタバコをやめるわけにはいかない。せっかく一年ぶりに解禁し、思う存分毒の味を満喫しているのだ。

なによりこのまま仕事をするわけにはいかない。うっかり禁煙を始めて仕事を始めようものなら、一時間後には我慢が限界を超え、二時間後には息切れを起こし、三時間後には全身が変な汗をかき始め、五時間後には脳内を真っ白な鳩が舞い、十時間後には外で雷鳴が鳴り渡り、二十時間後には大地が割れ、翌日を迎えるころには天から羽毛が降ってきて、争っていた兵士たちは互いに銃を降ろすのだ。


そんなわけで、私は二十四時間を待たずして喫煙を開始し、タバコに含まれた11ミリのタールはすぐさまステインとなって歯に吸着し、先生に無料体験させてもらったホワイトニングをあっという間になかったことにしてくれた。


いつか、きっといつか、仕事がまったくない時がきたら、あらためて禁煙とホワイトニングを同時に挑戦してみたいと思うが、果たしてそんな時がくるだろうか。

いや、きたらきたでそれも困るが。

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